家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

CGプロ自転車部選手名鑑030(藤本里奈)

藤本里奈
『縁の下の力持ち』を地で行くパワー系鉄壁アシスト。その驚異的な耐久力と回復力から“不死身”の異名を取る。
(ゲーム内投下日 17/6/21)

 

………………

P「アイチャレ上位に“マイ菩薩”フジリナこと藤本里奈 登場。特訓後の不健康っぽい感じがたまりません」
夏「肝試しの幽霊役だろあれ。そりゃ不健康だ」

P「演出でハイライトがオフになるシーンがあって、それがまた素晴らしい」
神「やっぱり。プロデューサーこういうの好きそうだな~、とは思ってたけど案の定か」
P「ハイライトオフという表現を最初に考えた人は天才だと思います」

杏「爆死したときのプロデューサーもあんな感じの目になってるよ」
P「ほう、そうなんですか。私、爆死したことないのでよくわかりませんねえ」
杏「うわあうざい」
比『全国の爆死済みプロデューサーのハイライトがオフになりそうな発言っス』

 

P「ロードレース選手のフジリナは、平坦系アシストでプロトン随一のパワーファイター」
洋「うんうん、里奈ちゃん体力お化けだもんね。それに怪力だしスタミナ満点だし」
保「スピードのあるタイプじゃなさそうだけど、平坦基調なら延々とどこまでも集団を引いてくれそうね」
P「そう、とにかく『風の吹かない日はあっても、彼女が引かない日は無い』というほどいつでも集団先頭で走ってるイメージです」
洋「今年のツールで言うと、ヴェルモトさんですね」
保「風といえば、彼女なら横風や向かい風でも、それこそ“どこ吹く風”で走りそうだわ」

P「そして、どんなにキツい仕事をしても、次の日には涼しい顔でまたお仕事」
保「頼もしいわね。頭が下がるわ」
P「で、付いたあだ名が“不死身の里奈”」

凛「略して“フジリナ”だね」

洋「…………あ、そういうことだったんだ!だから“不死身”!なーるほどね」
保「洋子さん、気付いてなかったのね……」
P「ネタが伝わらないのは100パーセント ネタ師側の責任ですから、お気になさらず」

保「平坦系のパワーアシスト……なら、上りは?」
P「得意ではありません。ただ、持ち前のパワーと根性でこなします。ほら、昔のレースを見ると上りでも大きいギアを力づくで踏み倒してるじゃないですか。ああいうイメージです」
洋「うーん、目に浮かびます!顔を歪めて体を大きく揺らしながら上る里奈ちゃんの姿」
P「急勾配が長く続く1級や超級、また激坂区間はさすがにキツいですけど」

洋「じゃあ、逃げやタイムトライアルはどうなんですか。長時間 先頭を固定で引くのって、独走とほとんど変わりませんよね」
P「ところが、フジリナは逃げとタイムトライアルは苦手としています。その気になればできないことないのですが、これがフジリナの面白いところ」
保「どういうことかしら」
P「その理由は、いずれ詳しく書くつもりです」
保「あら、持ち越すの?気になるわね」

P「以前少し『脳内妄想レース』の話をしましたよね。その例をいくつか、ブログ上で再現してみようかと思ってます」
比『またまた妙な恥ずかし企画を考えたっスね』
P「はは、どんな内容の記事だろうと『脳内を晒す』のは同じです。恥ずかしい?今さらです」
比『わかったっス。もういいス』
P「で、その第1弾として我らがフジリナが主役のレースをお届けしようかなと。近日」

橘「近日…つまり“近々”ということですよね?まさか“次の近日点”の略じゃないですよね?」
P「次の近日点?……年越しますよね、それ。さすがにそこまで遅れません。近日は近日です」
橘「わかりました。待ちます、その近日を」

P「では改めまして。『脳内妄想ロードレース』第1弾“近日”公開。タイトルを付けるなら……『藤本里奈プロ初勝利』

橘「乞うご期待。ですよね」
P「イエス・マイ・タチバナさん。そういえば、橘さんも出演している『U149』の単行本1巻が発売されましたね。おめでとうございます」
橘「あ、ありがとうございます。……いまのは宣伝してくれたことへのお礼ですから」

アイドルのフィニッシャー、88人目(矢口美羽)

矢口「土用丑の日!みうなぎぬ~るぬる♪……ってのはどうですか?」
(ゲーム内投下日 15/7/24)

 

P「みうさぎのどどん!『ヤグチジャパン』グッズで大儲けしない?」
矢「わたし、あの人みたいにはっちゃける覚悟、まだない…」
(ゲーム内投下日 17/6/5)

 

………………

神「アイドルが『ぬるぬる』はまずいだろ」

楓「みうさぎちゃんと加奈ちゃんで“ヌルヌルシスターズ”ですね♪」
菜「か、加奈ちゃんを巻き込まないであげて下さい!」

P「デヴィッド的な相方を用意して“アポロ55”的な路線で行きますか」
楓「そういえば、だりーなちゃんのフィニッシャーが“ブラディサンデー”でした」
夏「美羽とだりーのユニット?……想像つかないな」

P「李衣菜さんは、ルックスだけなら“貴公子”キャラでもイケると思うんですけどねえ」
楓「だりーなちゃん、よく見ると美少年です♪」

P「子供のころ、ウナギが嫌いでね」
菜「小骨多いですもんね」
P「ハモは今でも嫌いです。食べる機会もないんですけど」

自転車は走り続けなければならない

P「7年振り7回目の出場」
比「高校野球?」
P「夏コミです」
由「あ、そっち」
P「数字は適当ですが、今年は久々に行こうかと」
(ゲーム内投下日 17/7/21)

 

P「ツール最終ステージなう」
宮「オ~懐かしのシャンゼリゼ
一「あれ?フレちゃん確か」
宮「ン~、前世の記憶が微かに…ね?」
(ゲーム内投下日 17/7/23)

 

………………

P「コミケ、正確には何年振り何回目でしょうかね。まだ行くと決まったわけじゃないですけど」
杏「コメ欄とブログで宣言したんだから、これはもう行くしかないんじゃない?」
P「そんなのどうせみんなすぐ忘れます。有耶無耶のうちに取り止めても、誰も問題にしません」
夏「相変わらずあきれた根性だなまったく」

P「ツール第21ステージ。シャンゼリゼへの凱旋ステージです。前半はパレード走行」
凛「みんなで乾杯したり労い合ったり……良いね、ああいう雰囲気」
神「ああ、最終回感あったな」

P「『みんな仲間だけどそれだけじゃない』『みんなライバルだけどそれだけじゃない』。これは岡崎先輩の言葉ですけど」
凛「うん、まさにそんな感じ。競技である以上みんなライバルであり敵だけど、同じレースを創る戦友でもあるんだね」

P「『ツール最終ステージなう』ネタは、ちゃんと最終ステージ中に投下しました」
杏「そういうところだけは律儀なんだからもう」

洋「ゴティエさんがプロポーズしてましたね!やる~」
保「国際映像でプロポーズなんてされたら、受けるしかないわよね」

P「日の丸片手に走る新城さんの姿も映ってました。新城さん、これで7回目のツール完走です」
保「プロトン内でも、もはや上から数えた方が早いベテランね」

洋「シャンゼリゼの周回コースに入って、本格的にレーススタート。最後の戦いです!」
P「逃げが強力でしたね。あわや、と思わせる面子でした」
保「エルビティが入っててちょっとテンション上がったのは内緒」
P「シャンゼリゼは石畳ですし、わりと本気でワンチャンあるかも、とは思いましたけどね」

保「残念ながら逃げは捕まり、スプリントへ」
洋「最終周回で新城さんが集団を引くシーンが!最後に魅せ場を作るあたりもさすが!」
P「最終コーナーを先頭で回ったのはフルーネウェーヘン。グライペルが猛追するも、届かず」
洋「ツール初勝利シャンゼリゼのスプリント!持ってますね」
P「グライペルは2位。グラン・ツール連続勝利記録更新はならず」

保「マイヨ・ジョーヌのフルームも無事完走。3年連続4回目のツール・ド・フランス総合優勝」
洋「これで『5勝クラブ』に王手です!」

P「2位のウランと54秒差、3位のバルデと2分20秒差。これは歴代でもかなりの僅差」
洋「フルームさんも『いちばんキツいツールだった』って言ってます」
保「レースの難易度を下げることで、厳しい戦いと僅差の勝負を演出……主催者の狙いどおり?」

P「山岳賞はバルギル。ポイント賞はマシューズ。サンウェブがジャージ2枚獲得」
保「二人ともこれまでももちろん強かったんだけど、今回のツールで完全に覚醒したわね」

洋「ちなみにこの二人、ルームメイトなんですって」
P「夏コミで薄い本が厚くなりますね」
神「え、自転車選手の本とかあるのかよ?!」
P「ある、らしいですよ」
比『むしろ、無いと考える方がおかしいっス。エースとアシストなんて、専門じゃないアタシから見てもかなりオイシイ設定っス』
神「マジかよ……あ、おい、今日のタイトル『バルギル×マシューズ』にするなよ?絶対だぞ」

P「……ヤングライダー賞はサイモン・イェーツ」
保「同賞の去年の受賞者は、サイモンの双子の兄弟アダム・イェーツ」
P「某解説者曰く、『1000年経っても破られない記録』です」
保「顔も同じ、体格も同じ。バイクのセッティングも同じ……チームメイトやスタッフでも区別がつかないらしいわ」
P「某フォトグラファー曰く、『ハンドルが違う』」
凛「……わからないよ」

P「スーパー敢闘賞はバルギル。で、デヘント氏が怒ってたそうな」
神「1000キロ逃げてもらえなかったら、そりゃな」
P「さすがはおフランス

保「フルームをアシストしつつ4位に入ったランダは、移籍するそうよ」
洋「そして、『必ずツールの表彰台に立つ』と!」
神「おお、エースへの宣戦布告だ」
凛「熱いね」

P「こうやって、また次のツールへと繋がっていくわけです」

 

洋「さあ、次はクラシカ・サンセバスティアン!」

神「……余韻どこいった」
P「自転車は走り続けなければならないのです」

CGプロ自転車部選手名鑑028(小松伊吹)

小松伊吹;
ポディウムでダンスを披露して話題となった“踊るスプリンター”。かつてはストリートで鳴らした凄腕BMXライダー。
(ゲーム内投下日 17/5/12)

 

………………

P「オリンピック種目に『トラック・マディソン』と『BMXフリースタイル』が追加」
保「相変わらず、採り上げるのが遅いわね」

P「『マディソン』とは、マディソン・スクエア・ガーデンに由来する名前です」
菜「わお、アメプロの聖地じゃないですか」
楓「あらあら、菜々さん。聖地はフィラデルフィアですよ♪」
菜「そ、それはハードコア・レスリングの聖地ですから!」

P「『BMXフリースタイル』にはいくつか種目があって、今回 採用されたのは『パーク』」
保「クォーターパイプなどのセクションを使ってエアを決めていく種目ね」

P「いぶきちがやっていた種目は『フラットランド』という設定です」
洋「舗装された平面で次々に技を決めていくあれですね」
保「『自転車と踊る』なんて表現されることもある種目ね。伊吹さんにはピッタリかも」

P「元トラック、元マウンテンバイク、元シクロクロスのロードレース選手は知ってますけど、元BMXは寡聞にして知りません」

保「ポディウムで踊って一部で話題になったのは、ソンドレ・ホルストエンゲル
P「いつか彼がグラン・ツールのポディウムで踊る姿を見たいです」
洋「ログリッチさんのテレマークを見てしまったあとだと、なおさらですね!」

P「ツール第20ステージ。最終決戦は個人タイムトライアル。ステージ優勝は、前半出走ながら驚異のタイムを叩き出したボドナール。もちろんツール初勝利
保「残りわずか250メートルで勝ちを逃した第11ステージのリベンジ成ったわね」

洋「世界王者サガン弟の“影”が本気を出した結果がこれです!」
保「ツールという大舞台で大仕事をやり遂げて、あの涼しい顔。惚れそうだわ」
P「二枚看板のサガン&マイカが去って頭を抱えていたであろう首脳陣&スポンサーもにっこり」

保「去年のツールの平坦ステージで、残り10キロぐらいでサガンがアタックしてフルームがそれに反応してそのまま逃げ切ったことがあったけど、あのとき一緒に逃げたのがトーマスとボドナールだったわね」
P「レース後サガンが『俺たち超つえーからぜってー追い付けねーって思った』『ボドナールに取らせたかったのに、フルーミー空気読めねー』って言ってたあれですね」
洋「『空気読めねー』とまでは言ってなかったと思います!弟くんなら言ってもおかしくないキャラですけど」

P「2位は、クヴィアトコウスキー。2か所の中間計測ではボドナールを上回っていたのですが、最終的に1秒届かず」
保「ポーランド勢のワンツーね」
洋「連日フルームさんを猛烈にアシストをしておいて、最終日の前日にあの走りができるカワサキさん凄すぎ!」

P「3位は、フルーム。ボドナールと6秒差という快走で、総合優勝確定です」
洋「おめでとうございます!」
保「あとは無事に完走するだけね」

P「ウランも31秒差の8位と好走、総合2位に浮上」
保「驚いたのは、コンタドールね。中間計測でクヴィアトコウスキーと並ぶトップタイムを叩き出し、後半やや失速したものの6位フィニッシュ。今年のこの展開でよくぞ心折れずに走れるものだと改めて感心したわ」
洋「これは、ブエルタ出てきますよきっと」

P「あとは、前ステージ2位のアルントが28秒差の7位に」
洋「アルントさんもまた、大舞台で勝つ姿がもっと見たい選手の一人です」

保「問題は、総合3位争いね」
P「ウランが2位に上がったので、バルデ 対 ランダの構図になりました」

洋「バルデさん、明らかに様子がおかしかったです」
P「はい。汗のかき方が尋常ではなかったですし、上りでもダンシングも全く続かず、脚も全く回っていませんでした」

保「第19ステージを終えた時点で、バルデとランダのタイム差が1分13秒。さすがにこれは、覆らないわよね……って、本人も関係者も私たち観客もみんな考えてたと思うけど、まさか表彰台すら怪しくなるなんて」
洋「フルームさんにどこまで詰め寄れるか?って上ばかり見てたら、まさかの大失速!」

P「結果から言うと、ランダの走破タイムは29分6秒。一方、バルデの走破タイムが……」
保「30分18秒。その差は、1分12秒。ということは……」

洋「1秒差でバルデさんが表彰台死守です!」

P「いや、まさか最後の最後にこんなデッドヒートが見れるとは思いませんでした」
洋「走り終わったバルデさん、文字どおり死にそうな顔してましたから」
P「こっちもほとんど息止めて見てた気がします」

保「なにはともあれ、収まるところに収まって良かったわ」
P「フランス全土が大安堵の結末でした」

洋「さあ、今年のツールもあとは最終第21ステージのシャンゼリゼを残すのみ!」
保「有終の美を飾るのはどの選手かしら」
P「ボアッソンハーゲンです」
洋「い、言い切りましたね?!じゃあ私は、コルブレッリさんで」
保「予想する流れ?なら、グライペルね。記録もかかってるし」

伏線回収ボアッソンハーゲン

P「激痛が耳から入って駆け巡るッ」
心「人の声聞いた感想がソレか☆」
P「多分その☆のトゲが原因!」
心「えい☆」
P「ぎゃッ」
(ゲーム内投下日 16/7/31)

 

………………

P「はぁとさん、誕生日おめでとうございます」
比『本人は半分忘れたかったみたいっスけど』
P「はぁとさんの声を聞くと、たまに物理的な痛みを感じる瞬間がある気がします」

文「…あの声が、いわゆる『耳かきボイス』なのですか」
杏「釘の頭で耳かきするようなもんだけどね」
神「ひでーなおい」

P「ツール第19ステージ。3級山岳が3つだけ」
洋「ただし、今大会の最長ステージです。222,5キロ!」
保「最後の山岳ステージと個人TTの間にワンクッション入れるのも、新しい試みね」

P「最後のチャンスということで、スタート直後から逃げたい選手たちが延々とアタック合戦。けっきょく、逃げ集団は20人の大所帯に」
洋「その中に、またまたまたまたまたまたまたまたデヘントさんの姿が!」
P「今大会これで何回目の逃げなんですかね」
洋「逃げた距離の合計がなんと1000キロを超えたらしいです!」
保「もはや“逃げの達人”の域ね」

P「メイン集団はマイヨ・ジョーヌを擁するスカイが支配。スプリンターチームは動かず。早々に逃げ切りムード」

洋「残り20キロを切って、逃げ集団は前9人と後ろ11人に分裂しました」
P「前の9人は、デヘント、シャバネル、ベンナーティ、ボアッソンハーゲン、アルバジーニなどなど」
保「実力者と曲者ぞろいね」

洋「残り3キロのラウンドアバウトで、9人はさらに分裂」
保「左の道に7人、右の道に2人。正解は、右の道だったわね」
洋「右の道を選んだボアッソンハーゲンさんとアルントさんが抜け出す形となりました」

P「間髪入れずボアッソンハーゲンがアタック!そのままアルントを突き放し、独走勝利
洋「悔しい負けが続いていたハーゲンダッツさん。ついにやりました!」
保「ツール通算3勝目、そして6年ぶりのツールステージ勝利

P「伏線は張っておくもの、ですね。はは」
洋「思わずテレマーク?」
P「しませんよ?」

保「今大会、2位が2回、3位が2回と惜敗続き。でも、キッテルはもういない。このメンバーで小集団スプリントならいける……と思っていたら、まさかの独走だったわ」
P「考えてみれば、過去の2勝はどちらも逃げ切りでしたよね」
洋「今年のノルウェーのタイムトライアルチャンピオンですから、短距離の独走はお手の物!」

保「あのラウンドアバウトが文字どおり勝負の分かれ目となったわ」
P「ボアッソンハーゲンとアルントが通った右の道の方が、左の道より距離が短かったんですね」
洋「これ、事前に知ってたんでしょうか?」
保「そこ、気になるところよね」

P「……どうやら、事前のチェックで知っていたみたいです」
保「予習の成果ということね」
洋「『グーグルマップで予習した』って言ってた選手もいたね。時代だねー」

P「総合上位勢は集団でゴール。フルーム、バルデ、ウランのタイム差は変わらず」
洋「僅差のまま、最終決戦の第20ステージ・マルセイユ個人タイムトライアルへ!」
保「ほぼ平坦コースだけど、1か所だけ、1キロほどの上りがあるわね」
P「平均勾配9パーセント。これは一筋縄ではいかないかもしれません」

洋「とはいえ、やっぱりフルームさん有利ですよね。かと言って、ウランさんだってTTは苦手じゃないはずですし、バルデさんはTTでフルームさんに勝ったこともあるって言ってました」
保「どう転んでもおかしくない、ということにしておきましょうか」
P「転んでほしくはないですけどね」
洋「落車で総合逆転なんて、ぜったい見たくないです!」

 

凛「第20ステージのこの1か所だけボンっと飛び出した断面図、第1ステージと比べると……」
神「おいやめろ。師匠が来ちゃうだろ」

P「師匠といえば、チンハイレイクでクネゴ師匠がステージ優勝してますね」

ピノとピノー

 

 

………………

 P「ツール第17ステージ。序盤の2級のあと超級『ル・クロワ・ド・フェール峠』、そして1級『テレグラフ峠』と超級『ガリビエ峠』のコンボを立て続けに越え、一気に下ってフィニッシュ」
保「ガリビエ峠の上りでアタックしたログリッチが独走勝利
洋「総合上位勢が揃った追走集団を向こうに回してタイム差を詰めさせない見事な走りでした!」

保「ログリッチは、スキーのジャンプの選手だったのよね」
P「ポディウムテレマーク姿勢を決めてました」
洋「新しいパターンでしたね!ログリッチさんはたぶんこれからもどんどん勝つ人ですから、あのパフォーマンスも定番化するかもしれません」

P「『テレマーク』の由来をご存知ですか?」
幸「はい!」
P「お、さっちゃんどうぞ」
幸「確か、ノルウェーの地名ですよね」
P「正解です。よくご存じで」
幸「ふふーん♪……実は、ジャンプをやらされそうになったことがあって、そのときヤケで調べたんです。その企画はさすがにお流れになりましたけど」
P「へえ、そんなことが。命拾いしましたね」
幸「ホントですよ、文字どおり!」

保「ノルウェー。ボアッソンハーゲン勝利の伏線かしら」
P「と思わせて、クリストフかもしれません」
洋「ら、ラエンゲンさん……ないですか」

P「そして、このステージでは大事件が」
洋「序盤の落車に巻き込まれたキッテルさん。再スタートして集団に復帰したものの……そのあと無念のリタイア。まさかまさかです」
保「サガンが失格、デマールがタイムアウト、そしてキッテルが落車リタイア……今年のマイヨ・ヴェールは呪われてるのかしら」
洋「グリーン・ジャージはマシューズさんが受け継ぎました」
P「キッテルがリタイアがなくても、マシューズがジャージを奪う計算だったはずです」

凛「ピノさんもリタイアしてるね。ひそかに応援してたんだけど、残念」

P「代わりと言っては何ですが、ジェローム・ピノー氏が新チームを立ち上げるとの情報が」
洋「新城さんがジロでステージ3位に入ったとき、一緒に逃げて優勝した人ですよね」
保「綴りは『PINEAU』よ」

P「実は、ティボ・ピノのチームメイトにもピノーがいます」
洋「セドリック・ピノーさん、でしたっけ。綴りは、ジェロームさんと同じですね」

保「ピノー氏の新チーム……フランスのロードレース界に嵐を巻き起こすかもしれないわね」

P「その新チームにブライアン・コカールが加入するという話なんですけど」
凛「コカール、コカール……ツールには出てないね」
P「実は、『移籍する』と公言したせいでメンバーから外されたともっぱらの噂です」
幸「せ、世知辛い話ですね」

P「ツール第18ステージ、超級山岳『イゾアール峠』を上ってフィニッシュ」
保「お馴染み『イゾアール峠』だけど、フィニッシュ地点になるのは初めてだったかしら」
洋「今大会最後の難関山岳で歴史に名を刻んだのは、バルギルさん!今大会2勝目!」

P「総合争いでは、アルが脱落。バルデがフルームを抑えて3位に入り、ボーナスタイムゲット。etcetc」
保「マイヨ・ジョーヌはフルーム。23秒差でバルデ、29秒差でウランという僅差のトップ3で総合争いはひとまず終了」
洋「第19ステージは3級山岳が3つだけ。勝負は第20ステージの個人タイムトライアル!」

 

凛「なんて言ってたら、第19ステージで動きがあったり……なんてね」

実況・ケイト 解説・栗原ネネ(ステージ・脳内)

P「よく頭の中でアイドルたちにレースさせて遊ぶんですが…解説者役は大抵、ネネさんに任せてます」
栗「意味が分かりません」
(ゲーム内投下日 17/2/2)

 

………………

P「『[レディ・アドマイヤ]ケイト』。これで競馬ネタやったら軽蔑モノですよね」
浜「そこまで言わないけど、ベタすぎるとは思うわよ」

P「よく頭の中でアイドルたちにレースをさせて遊ぶのですが……実況は大抵、ケイトさんです」
保「解説ネネさんは分かるけど、なぜ実況ケイトさん?」
洋「ネネちゃんとケイトちゃん……“何ワールド”かな?」

P「頭の外でもアイドルの妄想レースはやります」
保「時間があるときは、凛ちゃんたちも交えてレースの展開とか考えたりするのよね」
神「まあ、その手の妄想は基本だよな」
洋「たまに思いもよらないことになって面白いよね!」

保「実際のレースに事務所のみんなを当てはめて応援するのも面白いわよ」

P「ツール第16ステージ。こちらは現実。1日中、風の強い日でした」
保「と、いうことは……あれね」
洋「うん、あれだね」

P「残り20キロを切って、風向きが変わったところで 横 風 大 作 戦 炸 裂 !これですね」
洋「待ってました大作戦~!」
保「仕掛けたのはスカイ。総合上位陣の被害者は、メインチェス、コンタドール
P「そして、ダン・マーティン。せっかく前ステージでタイム稼いだのに」

保「一気に約30人まで絞られたメイン集団から、残り2キロを切ってベンナーティがアタック」
P「ここで集団を引いて追ったのが、なんとバルギル」
洋「水玉ジャージがチームメイトにグリーンジャージを取らせるべく牽引。泣かせますね~」
P「ベンナーティはキャッチ。ラポルテとケウケレイレが一瞬先頭に立つも、後ろからコーナーワークでヴァンアーベルマート
保「その番手からマシューズ、そしてデゲンコルブがスプリント開始」
P「逆サイドからはボアッソンハーゲンが伸びて、3人並んだところでゴール」
洋「勝ったのは、マシューズさん!今大会2勝目です」
保「マイヨ・ヴェール争いでキッテルと29ポイント差。いつの間にか追い上げてきたわね」

洋「ハーゲンダッツさん、またしても2位」
P「伸びて伸びて伸びて、交わされる。あるいは、伸びて伸びて伸びて、届かない……」