家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

弟失格

 

 

………………

夏「『ツールは簡単に済ます』と言ってたけど、ここまではけっこうがっつり書いてるな」
P「『簡単に済ます』とあらかじめ言っておけば、がっつり目に書いたら『がんばってるな』ってなるじゃないですか」
夏「そういう作戦か」

P「今日こそ『過去SS再うp』第4弾をやりたかったのですが……ツール第4ステージで、まさに『簡単には済ませる』わけにはいかないことが起こってしまったので、予定変更」

保「なら、あえて簡単に済ませてみる?第4ステージで起こったことを、以下、箇条書き風で」
洋「えっと、その1・ヴァンケイスブルックさんの190キロ単独逃げ」
P「その2・勝ったのはデマール。ツール初勝利
保「その3・サガン弟、失格」

凛「昨日の今日でまさかあんなことになるなんて思わなかったよね」
P「スペシャルなステージ優勝を果たした世界王者が、次のステージで失格。間違いなく前代未聞です」

洋「うーん、失格は厳しすぎると思うんですけど。どうなんですか」
P「賛否両論のようですが、私も厳しすぎると思います」
保「相手が あの カヴだという点も賛否両論に拍車を掛けてるんじゃないかしら」

スロバキアの弟は化け物か!

 

 

………………

P「ツール第3ステージ、平坦基調ながらアップダウンが続くコース」
保「フィニッシュも結構きつい上りがあって、アルデンヌクラシックみたいだったわね」
洋「ピュアスプリンターは生き残れないかなーと思っていたら、そのとおりでした」
保「上りをこなして上位に入ったのは、デマールだけね」

P「道中、“鉄人”アダム・ハンセンが逃げに乗ってました」
洋「今回 完走したら『グラン・ツール18大会連続完走』ですか。まさに鉄人!」
保「ただ記録のために走るんじゃなくて、ちゃんと仕事をこなしてるのがすごいわね」
洋「あ、今年はユライ兄さんも目立ってますね」

P「最後まで逃げて敢闘賞を獲ったのが、リリアン・カルメジャーヌ。リリアンリリアン……」
文「…『薔薇の館は地獄だ!』、まだですか」
P「がんばります」

保「フィニッシュの上り、三級山岳『コート・デ・ルリジューズ』で最初に仕掛けたのは、ポートとコンタドール
P「総合系の2人が動いたのはちょっと驚きでした」
洋「それを追ったのがサガン弟ですね」
P「ポートをかわして先頭に立ったサガンは、後続勢をうかがいつつスプリントを開始。ところがここでなんと、ペダルが外れるアクシデント」
洋「まさかまさか!でしたね。サガン弟大ピンチ!」
保「あそこでペダルが外れたら、万事休す、よね。……普通なら」
洋「そう、普通なら!アルカンシェルの“怪童”は普通じゃなかったです!」
P「サガンは冷静すぎるほど冷静に外れたクリートをはめなおすと、ペダルを踏み込んで再加速。後ろから迫ったマシューズ、マーティン、ヴァンアーベルマートを抑え込んで、今大会初勝利
洋「『スロバキアの弟は化け物か!』」

保「アクシデントがサガンの強さを際立たせる結果になったわね」
P「で、インタビューの第一声が『プレッシャー?なにそれ?』っていう」

神「ひとついいか?『ペダルが外れる』って、ちょっと紛らわしい表現だな」
洋「ああ、言われてみればそうかもだね」
P「あれはつまり、ペダルそのものが本体から外れたわけではなくて、クリート、つまり“シューズをペダルに固定する装置”が外れたんです」
洋「ビンディングペダルというやつですね」
保「あの現象を、一般に『ペダルが外れる』『ペダルが落ちる』と言うわね」
凛「立ちゴケロードバイクの洗礼だよね……」

卯月「翻訳、がんばります!」

P「今読んでるこの本、舞台がシスコ」
メ「ヘエ」
P「訳者が島村さん」
卯「なるほど!」
文「…作品名を当てればいいんですね」
(ゲーム内投下日 17/5/20)

 

………………

P「答えは『ペナンブラ氏の24時間書店』。読み終わったのが、先週のいつか」
橘「曖昧ですね。で、感想は?」
P「特にありません。普通です」
橘「そうですか。まあ、義務ではありませんけど」

文「…『訳者が島村さん』で『舞台がサンフランシスコ』の小説は、もうひとつあります」
P「想定していなかったのですが、期せずしてひっかけ問題に。実際、何人ものPをひっかけてしまいました」

洋「ちなみに、ツアー・オブ・カリフォルニアという有名なレースがあります」
保「北米最大のステージレースね」

P「ツール第2ステージ。開幕戦に続き、2日目も雨」
洋「アクチュアルスタート直後のファーストアタックでいきなり逃げが確定しちゃいましたね」
P「普通はしばらくやりあってようやく逃げが決まりますからね。かなり珍しい展開です」
保「道中の大きな事件としては、残り30キロ地点で有力選手を含む大落車が発生」
洋「集団の先頭付近が起点の落車だったね。つまり、“危険回避”で集団前方にいた有力勢の目の前で発生したわけで、おかげでフルームさんやバルデさんが巻き込まれてしまいました」
保「幸い、大きな怪我をした選手はいなくて良かったわ」
P「ゴールにたどり着くころには雨も止み、大集団スプリントに。ただ、トレインはあまり機能せず、エースたちの力勝負という感じでしたか」
保「主要スプリンターがほとんど参加した今大会最初のスプリントを制したのは、キッテル」
洋「『まだまだ“最強”は俺だ!』と言わんばかりにねじ伏せました!」
保「ゴールしたあと、しばらく号泣してたわね」
洋「『キッテルの目にも涙』!」
P「地元ドイツをスタートするコースでしたから、強く思うところがあったのでしょうね」

復活のG(・トーマス)

 

 

………………

P「7月ですね」
夏「昨日からな。アンタはどうも世間とタイムラグがあるな」
橘「『すべての時事ネタを過去にする』のキャッチフレーズは伊達ではありませんね」

P「『今日何日?』『今日何曜日?』と聞かれて即答できたこと無いですけど、何か。あと、いまだにテレビのチャンネルが覚えられませんけど、何か」

洋「『ツール・ド・フランス』開幕!ついに始まりました“世界最大のロードレース”」
保「昨日からね。とにかく始まったわね、“21日寝不足の旅”」
P「今年のジロは張り切って全ステージ採り上げましたけど、これがけっこう大変だったので、ツールはもう少し簡単に済ませたいです」

凛「今回は私たちも見るからね」
神「たち、って、アタシらも含まれてるのかもしかして」
凛「もちろん。寝不足には道連れが必要だよね」
神「まあ別にいいけどさ」
凛「というわけで、プロデューサーの注目選手とか聞いといて良い?」
P「我らがライヘンバッハがいないので、そうですね……ひとり名前を挙げるなら、ピエール・ラトゥールですかね」
保「フランス期待の総合系の双璧、ピノとバルデのピノの方を脅かすのがゴーデュ、バルデの方を脅かすのがラトゥールね」
P「次代のフランスを背負って立つ人材です。いや、ピノとバルデもまだまだ若いんですけど」
凛「チーム内のセレクションがまず大変なんだね」
洋「身近に強力なライバルがいるのは良いことだよ」
保「ちなみに、今回のピノはステージ狙いと公言しているわね。エースナンバーもスプリンターのデマールに譲ってるし」
神「要は『いちぬけた』か。残されたバルデさんとやらは大変だ」

P「ツール・ド・フランス2017のグランデパール(開幕地)は、ドイツはデュッセルドルフ。第1ステージは個人タイムトライアル」
洋「14キロと短距離でほぼ平坦ながら、市街地ゆえに道幅がかなり狭く、そしてスタート前から雨、雨、雨」
P「雨、雨、雨でスリップによる落車が続発。この前 雨の話をしたせいですかね」
保「その雨の最大の被害者となったのが、まさかのバルベルデ師匠。そして新城選手のチームメイト ヨン・イサギレ。イサギレ弟ね」
洋「エース級がいきなり二人もリタイアするという波乱の幕開けに」
保「バルベルデは膝のお皿ほか数か所骨折。もう年齢も年齢だし、無事に復帰できるのかちょっと不安になるわ」
洋「これまで大きなケガの無かった人だけに、どうなるのか予想できません」

P「そんな中、ウェットでタイトなコースを攻めてトップタイムを叩き出したのは、G」
保「今年は不運続きで、エースとして挑んだジロも無念のリタイアとなったゲラント・トーマスがグラン・ツール初優勝。そしてマイヨ・ジョーヌ獲得」
洋「まさに『復活のG』ですね!あれでも慎重に走ったって言ってましたけど、冗談なのか本気なのかよくわからないのがトーマスさんです」

P「総合系では、フルームがトーマスから12秒遅れの5位。上出来すぎる滑り出しです」
保「トーマス、フルーム、さらには、3位にキリエンカ、8位にクヴィアトコウスキー」
P「難しいコンディションにもかかわらずトップ10に4人も送り込んだのは、さすがスカイといったところ」
洋「まさに『雨でもスカイ』!」
保「先日の『スカイ無双?』が早くも実現しつつあるわね」

P「あと、これは完全に蛇足なのですが。第1ステージのコースの断面図がですね」
洋「えっと、ほぼ真っ平らで2か所だけ“ほんのちょっと盛り上がり”がある感じでしたけど」
保「“ふたつの小さな盛り上がり”は橋だったわね。で、それがどうしたの?」
P「話は変わりますけど……今日は何月何日でしたっけ?」
凛「7月2日だけど……あ」
P「そう、7月2日。“7と2”というアイマスにおいて重要な数字を頭に置いてあの断面図を見ると、なんだか……ね」
神「“ほぼ平坦”に“2つのわずかな盛り上がり”。そして“72”……そういうことかよ」
P「そういうことです」

凛「こういうネタはどうかと思うよ。今更かもしれないけど」
P「私は悪くないです。コメ欄で妙なネタばらまいてた某Pが悪いんです。あと、思い付いたものは世に出さないともったいないと私の中の“もったいないゴースト”が囁いたもので」

幸子(空を飛ぶ夢を見なくなりました)

幸子(そういえば、さいきん『空を飛ぶ夢』を見ませんね…)
(ゲーム内投下日 17/6/29)

 

「月(末)は地獄だ!」(ちひろ・W・キャンベル)
(ゲーム内投下日 15/6/1)

 

………………

小梅『幸子ちゃん…ついに、解放されたんだね。悪夢から』
輝子『ああ、良かった…一時はひどく魘されてたからな』

 

ちひろ『無課金こそ地獄也』
ちひろ『無課金者は地獄に落ちる権利すらない!』

 

 

幸「歌鈴さんのすすめで飛行神社にお参りに行った甲斐がありました!」
夏「そりゃめでたいな。しかし、ギリシャ風の拝殿とかジュラルミンの鳥居とか、なかなかロックな神社だよな。不謹慎かもしれないけどさ」
P「日本というのは、わりとロックな国だと思いますよ」

幸「……あの、飛行神社は冗談ですからね?」

杏「『空を飛ぶ夢』じゃなくて『空から落ちる夢』の間違いじゃないの?」
幸「はいはい、誰か言うと思ってましたよ~だ」

P「『空を飛ぶ夢』&『落ちる夢』は心理学的に云々以下略」
文「…とりあえず、“リビドー”です」
P「言うと思いました」

凛「私は今まさに“月末ガチャ”という名の“蒼穹”を真っ逆さまに落下中だよ」
神「ああ、芳乃様ガチャだな。無理は禁物だぞ」
P「私も回しているのですが、その件はまた後日」

文「…空を飛ぶ夢、といえば、アシモフの『信念』がおすすめです。短編集『冷たい方程式』に収録されています」
橘「アシモフ先生お得意の『ワンアイデアで短編一本書いてみた』ですね」

文「…『冷たい方程式』は、今風に言えば、一種の“ソリッドシチュエーション”とも言えるかもしれません」
P「『作者の名は忘れ去られても この作品は永遠に残る』とまで言われる伝説的短編です」
文「…実際、作者の名は消え気味ですね。この作品を既読でも、どれだけの方が作者の名を覚えているか…」

P「この日のさっちゃんネタのために、スタドリ1500 はたいて 『[自称・天使]輿水幸子』をお迎え」
幸「せ、1500?!さすがボクといったところですけど……もしかして、プロデューサーさんはアホですか?」
杏「何を今さらだよさっちゃん」
P「はは、何とでも。フリトレ取引の最高額を更新しましたけど、後悔はしていません」
幸「なら別にボクがとやかく言うことじゃないですけどね」
P「冒頭の小梅&輝子の会話も入れる予定だったのですが、あえてシンプルにしました。スタドリ1500との対比を鮮明にするため」
杏「ふむ、スタドリ1500 はたいた のもネタの一部ってわけだ」

凛「奈緒の代名詞的カードがいまだに[恥じらい乙女]なら、幸子の代名詞的カードはいまだに“イン・ザ・スカイ”かな」
幸「前回の奈緒さんと同じく、ボクとしても少し複雑ですけどね……」

P「『冷たい方程式』の名を出したのは、『過去SS再うp』シリーズ第4弾の伏線です」
文「…どうつながるのか、わかりません」
P「お楽しみに。というほど大したことでもないのですが」

橘「『伏線です』なんて、自分で言うことじゃないです。ギャグの解説と同じぐらいやってはいけないことです」
P「ごもっとも。『伏線です』と言っていない伏線も無数にありますけどね、このブログ上に」
橘「そのシリーズのことは忘れてしまったんだと思ってました」
P「おあいにくさま、忘れてませんでした。いや、正直 忘れてましたけど……でも、こうやって思い出したんですから、やっぱり忘れてませんでした。タイトルはたぶん『薔薇の館は地獄だ!』。近日公開。いえ、近日再公開」

CGプロ自転車部選手名鑑029(神谷奈緒)

神谷奈緒
終盤戦を賑わす“カウンターアタック”の名手。特に『雨の日は独走力が1,5倍』になる謎の特性持ちなので要注意。
(ゲーム内投下日 17/5/26)

 

………………

P「いまさらながら、奈緒さんの[恥じらい乙女]を入手したのですが……なんというか、その、すごく良いです」
凛「わかる。いまだに奈緒の代名詞的カードなのも納得」
神「アタシもアイドルである以上、『最新カードが代名詞』でありたいんだが……」

保「雨もまた、ロードレースの大敵ね」
凛「わかる。ロードバイクってタイヤが細いから、雨が降ると滑って怖いよね」
洋「プロは雨で路面がつるつるだろうがお構いなくガシガシスプリントしちゃうけどね!」
凛「なにそれ怖い」
P「私も、ママチャリで雨の日に こけた回数なら負けませんけどね」

保「もうひとつ、雨に濡れ続けると身体が冷えて体力が消耗するわ。競技時間の長いロードレースにとって、その点でも雨は厄介な存在ね」

洋「あと、雨の日に意外と怖いのが、道路の白線です」
保「白線を踏んでの落車は雨の日にけっこう見かける光景ね」
P「いつだったか、そのパターンでライヘンバッハがポートくんに迷惑かけてたような……」

神「『カウンターアタック』って、なんかカッコいいな」
P「それまで逃げていた選手や集団が捕まった瞬間を狙ってアタックをかけることを『カウンターアタック』と言います」
保「逃げを捕まえた瞬間というのは、どうしてもペースが緩むから、狙い目なのよね」

杏「『雨の日は独走力が1,5倍』……ポケモンで言えば『すいすい』だね」

洋「『雨の日は独走力が1,5倍』……実在の選手で言えばウェレンスさんですね!」
神「あ、モデルいるんだ。“謎の特性”とかいうから、ファンタジーな能力かと思ったら」

P「ティム・ウェレンス。この人は、雨の中を独走すると何故か強いんです。『1,5倍』というのは適当な数字ですが、あながち外れてもいないと思います。いわば“リアル・謎の特性持ち”」
洋「人呼んで“雨のウェレンス”さん!」
浜「競馬で言う『道悪巧者』ね」
保「この人の大きな勝利は、ほとんどが雨の日の終盤にアタックを決めての独走じゃないかしら。グラン・ツールを勝ったときもそのパターンだったはず」

凛「雨の中、髪の毛 わっさわっさ させながら独走する奈緒……」
神「そ、想像すんな!」
洋「奈緒ちゃんは、髪型的にはオスさんとかかな」
保「あの人もなかなかの わっさー よね」

矢口「仮眠グスーン!」

矢「プロデューサーさんは仮眠中です。挨拶回りは暫しお待ちを。これがホントの『仮眠グスーン』!なんちゃって」
(ゲーム内投下日 17/1/30)

 

………………

P「梅雨まっさかり。暑いです。体調悪いです」
橘「だからといって、挨拶回りを美羽さんに任せるのは悪手かと」

P「ツール前恒例、各国の国内選手権が終わりました」

保「スロバキアのロードは、サガン兄弟のワンツーフィニッシュ。勝ったのは、兄ユライの方ね」
洋「ユライさん、これで2連覇!侮れない選手になってきました」
P「ユライとペーターのあいだに10分近いタイム差が付いてます。どんなレースだったのか気になるところ」

洋「イギリスでは、カミングスおじさんがタイムトライアルとロードの2冠達成!」
保「しれっと勝ってるけど、この人、怪我してたわよね?つまり復帰戦だったということよね?」
洋「36歳にしてこの回復力。すばらしいです!」

P「ツールの出場メンバーも各チームほぼ出揃ったのですが。我らがライヘンバッハが……」
保「リストから漏れてるわね。スイス選手権もリタイアしてるし」
P「あえて触れなかったわけじゃないのですが、ツール・ド・スイスもリタイアしてます。そのあと国内選手権には出てるわけですから、怪我ではないと思うのですが……とにかく、残念です」