家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

流星群とラジオも凍る夜

飛「独り言でも、息は白くなる。孤独を気取ったところで、ボクらは“セカイの理”からは逃れられない、か」
P「卓見だ窓閉めて」
(ゲーム内投下日 21/1/7)

 

日野茜の超小噺
「流れ星が輝くのは『プラズマ』のせいらしいです!よく分からないけど、なんかカッコいいですね!」
(ゲーム内投下日 16/2/8)

 

………………

P「寒くなってきましたね」

 

杏「これは、特に書くことないときのパターンかな」
橘「天気や気候の話は無難ですからね」

P「決めつけ良くないです」
神「じゃあなんかあるのか」
P「……あります。思い出しました」
前「言うてみ」

P「むかしむかしのある夜、流星群がありました」

杏「マンダの?」
P「ポケモンから離れて下さい、特性・なまけさん」
杏「スキルスワップはよ」
P「楓さん、いえきこうげき」
杏「ごめん杏が悪かった特性・あくしゅうさんになってしまう」

P「なんでしたっけ」
比「コメットパンチ、じゃなくて流星群の話っスね」
P「そうでした。私が子供のころの話です。ある寒い冬の夜、私は流星群を拝むために外にいたんです」
文「…天文がお好きと言っておられましたね」
P「そそ、子供のころからね。流星群を見たいというのはもちろん本心だったんですが、実はこの夜更かしには裏の目的がありました」
凛「裏?なに?」
P「ラジオです。私の好きなとある歌手がDJを務める特別番組が、ちょうどその夜に放送される予定だったんです」
菜「それはグッドタイミングですね~」
P「ね。しかもですよ、その歌手というのはですね、当時メディアに出ないことで有名な方だったんです。それが珍しくラジオ出演、しかもゲストじゃなくてDJですよ。2時間の生放送ひとり語りですよ。そんなの聴かないわけにはいかない!でもどうする?と思っていたところに、まさに降ってわいたような『その日は流星群やで』との情報ですよ」
神「あ、ラジオが先なんだ」
P「はい。で、当日の夜、流星群の出現するという方角を見上げながら、まだ歌でしか聞いたことのない あの人 の声がイヤホンから聞こえるのを、ドキドキしながら待っていたわけです。……正確には、ガタガタしながらでしたけど」
夏「寒かったんだな」
P「そして、ついに聞こえた、その第一声が↓」

 

『寒くなってきましたね~』

 

菜「あー」
杏「冒頭回収」
P「それを聞いて、私は思わず↓

 

『いやめっちゃ寒いっす』

 

と、これは実際に口に出してしまった記憶があります↑」
夏「よほど寒かったんだな」
P「感慨も凍り付く寒さでした。とまあそんな、流星群を期待しつつ好きな歌手の語りに耳を澄ませた夜のお話でございました」

 

凛「流星群は見えたの?」
P「それが、ほっとんど見えませんでした」
神「見えなかったのかよ!」
P「いくつかは見えたんですけどね。でも、流星群じゃなくても数時間ほど夜空を眺めてたら流れ星の2つや3つは見える計算ですからねー、結論(オチ)としては『流星群は見えなかった』と言わざるを得ませんね」
菜「まあでもラジオは聞けたわけですし」
P「そういうことです」