家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(主にプロレス・自転車談義)

神谷奈緒、哄笑。

 

 

………………

『その日は朝から曇天。
しかし降りそうで降らない、そんな天気。

メイン集団は終始アップダウンを繰り返すコースによりふるいに掛けられつつも、逃げを難なく捕まえ、先頭集団は30名ほどに。
互いの脚の残り具合を探りつつ、残り10キロを切ったところで、ついに雨が落ちてきた。

 

「…ふふ。ふふふ。ははっ。あはははははっははは」

 

集団に突如、響き渡る哄笑。
神谷奈緒であった』

 

凛「奈緒、病院行こう。監督、奈緒が発狂したよ。すぐにヘリ呼んで」

洋「あはは、レース中に発狂してリタイアなんて前代未聞だよ奈緒ちゃーん!あははは~」
神「いやいやいや、笑いごとじゃないぞ洋子さん!」

P「『監督ヘリ呼んで』の部分はちゃんと無線を使ってるジェスチャーをする凛さん」
凛「私もけっこうわかってきたと思わない?」
保「ええ、なかなかポイント高いわ」

P「というわけで、奈緒さんお誕生日おめでとうございます」
神「なにが『というわけで』なのかはわからないけど、『おめでとうございます』にはありがとうございます、だな。なんで誕生日に発狂させられないといけないのかもよくわからないけどな!」
P「はは。誕生日ということでロードレース小噺でも捧げようと思ったら、なぜかこんな感じになってしまいました」

凛「真面目な話、このあと奈緒はどうなるの?」
P「『天は我に味方した!』と決めゼリフとともに雨を突いてアタックする展開です」
橘「まるで桶狭間の戦いですね」
洋「“雨のウェレンス”ならぬ“雨の神谷”の本領発揮だね!」

神「もしかして、笑ったのも作戦のうちかなのか?バカ笑いでドン引きさせて反応を鈍らせる、みたいな」
P「うーん……そういう解釈もあり、かもですね」
凛「ちょっと悩んだところを見ると、そこまで考えてなかったみたいだね」
P「実はね」
凛「つまり、奈緒はただ嬉しいから笑った。素直な奈緒らしくていいね」
神「素直って、皮肉か?さんざんツンデレツンデレ言ってたくせに」

幸「まあまあ、そんなに怒るとカワイイが台無しですよ奈緒さん」
神「くっ、さっちゃんにそう言われたら、なんにも言えないな……」