家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

「誰このユンボ」(全世界がハモった)

 

 

………………

P「『マイヨジョーヌ100周年』『エディ・メルクス ツール初優勝50周年』をテーマにベルギーはブリュッセルで開幕した今年のツールですが……いきなり波乱が待っていました」

洋「第1ステージのファーストアタックがヴァンアーベルマートさんですもんね!」
保「驚きだったわね。狙いは初日の山岳賞ジャージだったわけだけど」
P「この日の山岳賞ポイントは、フランドルクラシックでおなじみの石畳坂2つに設定されていました」
保「いわゆる“ミュール”と、“ボスベルグ”ね」
洋「そりゃあGVAさんに獲って下さいって言ってるようなもんだよね!」
P「逃げを形成した一人がメウリッセだったのが、個人的にはちょっと嬉しかったです」

保「ヴァンアーベルマートが無事に山岳ポイントを獲得して下がり、レースは大集団スプリントへ向けてひた走ったわけだけど」
洋「なんか落車が多かったですねーフグルサングさんなんて流血してました!」
P「非運命派の私が言うのもなんですが、彼もよくよくツイてないですねえ」
保「ほかにも分断が何度かあったけど、けっきょくまとまったわね」
P「ロセットの独走なんかもありました」

洋「さてさてそしてそして!スプリントに向けてペースが上がる集団が残り1キロを過ぎたところで落車発生!」
P「これになんとステージ優勝最有力候補のフルーネウェーヘンが巻き込まれます」
洋「総合だとGも巻き込まれたけど、大きなけがはなし!よかったー」
保「他のステージ優勝有力候補、ヴィヴィアーニ、ユアン、そしてサガンは難を逃れたわ。あとはマシューズやコルブレッリもいたわね」
P「生き残った集団は混沌としつつゴール前へ。前に出されてしまった形のマシューズが、後ろをうかがいながらスプリント開始」
洋「その後ろにはサガン弟くんが絶好のポジション!」
保「さらにその後ろではヴィヴィアーニがユアン接触。バランスを崩して失速。ユアンの方も挟まれて行き場がなくなるハプニング」
P「先頭に躍り出たのはやはりこの人サガン。立て直したユアンがその後ろ。横からはコルブレッリ。さらにその外からユンボのジャージが突っ込んでくる!」
保「最後は、サガンユンボが車体を合わせたところでゴールライン

洋「いやー白熱のスプリントでしたね!」
P「でしたねー」
保「きわどいけど、どうやらユンボサガンを差したみたいね」

 

洋「……で、誰 な の こ の ユ ン ボ ヴ ィ ス マ  !」

 

保「フルーネは後ろで止まってたわ。となると……誰かしら」
洋「という感じで全くピンと来ませんでした!たぶん世界中の視聴者のほとんどがそんな感じだったはず!」

 

P「その男の名は、マイク・テウニッセン」

 

洋「100周年のマイヨジョーヌ、その初日の獲得者は ま さ か の テ ウ ニ ッ セ ン さ ん !」
保「今年ここまでかなり調子の良かったテウニッセンだけど、まさかまさかよね」
P「ちなみにテウニッセン、このブログでは過去に一度だけ名前が出てます」
洋「えっと、ランパートにしてやられたときかな」

保「ともかく、大エース フルーネウェーヘンを失ったユンボが、発射台を代役に立てての大金星でマイヨジョーヌ獲得。素晴らしいわね」
P「オランダ人のマイヨジョーヌ獲得は、30年ぶり。エリック・ブロイキング以来」
洋「まさにこれを波乱と言わずになんて言えばいいの!」

P「という第1ステージでした。……さて、と。本日もウインズに行ったのですが、結果報告はまた明日。にやにや」
浜「にやにやしないの」