家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

誰にでも『検索してもぜんぜん見つからない言葉』のひとつやふたつあるもんだ

 

 

………………

P「『骨木挽き』って知ってますか」

文「…知ってません」
P「これが、『医者の別名』なんですよ」
杏「そもそも木挽きって何?大工さん的な感じ?」
文「…確か、山から切り出してきた丸太を加工して木材にする職人…でしたか」
P「そんな感じで良いと思います」
橘「なるほど、それでお医者さんは『骨木挽き』ですか」
神「なるほど、ってピンと来るような、来ないような」
橘「なるほど、といったものの、実は私もです」
夏「医者は力仕事って聞くしな。そのへんのイメージも込められてんのか?」
杏「だとしたら、にゅあんすはわかった」

楓「骨木挽き……粋な表現です♪」

凛「うん、私たちにはわからなくても、楓さんがそう言うんならそうなんだ」
菜「ズルい女神(おんな)ですねー」

橘「『さて、ここからが本題です』……と、カンペが」
比「いらないワンクッション入ったっス」

P「楓さんが一升瓶で太鼓判の粋な日本語であるところの『骨木挽き』なんですけど」
楓「はい♪」
P「なんと、検索しても出てこないんです」
杏「おっと今日は『未確認情報』案件だった」
菜「そもそもプロデューサーさんはどこでその言葉を知ったんですか?」
P「たぶん、『ファイロ・ヴァンス』です」
橘「意外な名前が。ヴァン・ダインですね」
P「わたくしが『クイーンより好き』と公言してはばからないS・S・ヴァン・ダインです」
文「…衒学主義者はこれだから」
P「どの作品かは忘れたんですけど、終盤にヒース部長刑事が負傷する話があるんですね。で、病院から戻ってきた彼が『大した怪我じゃないってのに、骨木挽きのやつらときたら大げさに包帯を巻きやがるんですよ。しかも注射まで打とうとしやがって』みたいなことを言うんです。そこで知りました」
比「なるほど、そこまで具体的ということは、実在する言葉なのは確かなようでスね」
P「はい、どうやら、たぶん、なんとか」
夏「いやそこは自信持てよ」
P「はは。でも、それ以外の場所で見た記憶がないですし、繰り返しますがネットで検索しても見つからない。だからなんか、気持ち悪いというか」
橘「でも、こうしてプロデューサーさんが記事に書いたことで、ネットに少なくとも一つは『骨木挽き』という言葉が存在する場所が生まれたました」
P「もしかして大仕事やっちゃいましたかね、橘さん太鼓判の」
橘「そこまでは言ってません!でも、有意義なことだとは思います」

P「ひとつ懸念としてあるのはですね」
楓「うい♪」
P「『骨木挽き』が、いわゆる“好ましくないワード”で徹底的に消されてるって可能性ですね」
凛「その場合は、震えて眠らないとね」
菜「でも、それだとむしろ検索で引っかかりそうな気がしますね~」
夏「なんでそう思うんだ?」
菜「ネットとは、そういう場所だからですっ!」
杏「うーんこれは含蓄」
神「さすが違うなー菜々さんは。年輪が」
文「…木挽きだけに」
菜「お、それをオチにしないために言わせていただきますけど!実際問題としてひとつの言葉をそこまで徹底的に消し去るなんて人間には物理的に不可能です!それにそういう言葉であればあるほど書きたがる人がいますからなおさら無理です!うーんヒトってやつは!」
橘「つまり、ウサミン星人には可能だ。と?」
菜「そ、そうじゃないです!『でもオチはもうそれでいいです!』……ってカンペが」

 

 

浜「楓さんが『骨木挽き』を“粋”って言った理由って」
P「おや、心当たりが?」
浜「もしかして、『お酒の名前にありそう♪』なーんて考えたからだったりしない?」
杏「あー、ありうる。ふたつの意味で」
神「猛烈にありうるな」
P「……疑惑にとどめておきましょうか」