家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

『天とチート』

P「綾鷹ってカプ名っぽくないですか」
ち「かこほたならぬかこほのですか。さすがマイナーカプ推進委員会」
美嘉「なにその肩書」
(ゲーム内投下日 19/7/7)

 

………………

P「本日の冒頭ネタは、去年の今日のネタというだけで、本文とは関係ございません」
杏「ついに『挨拶ネタの再利用ブログ』という建前すらぶっ壊しに来たね」
楓「でも、『かこほの』は見てみたいかも♪」

P「少し前、『“全然”を肯定に使うのは間違いか否か』というのが一瞬 話題になったことがありました」
菜「ありましたね~。少し前、ではない気もしますけど」
比「その手の『日本語の使い方 問題』は今でもたびたび話題になるっスね」
菜「そうですね~。例えば『方言問題』なんて、それはもうパソコン通信の時代から星の数ほど繰り返されてきましたし」

P「いちおう言っておくと、全然を肯定に使うのは『全然オッケー』なのですが。そもそもなんでそんなことが“問題”になったのか謎なんですが……」
菜「えっと、長らく『全然』はほぼ否定に対してのみ使われていたのに、若者たちが肯定に対しても使い始め、違和感を持った人が上の世代にたくさんいた、から……ですかね~。てきとう言ってみちゃいましたけど」
P「いやでも、だいたいそんなところだと思います。時代とともに言葉の意味や使い方が変わるのはよくある話で、それこそ“よくある話題”なんですが、ただ、『廃れていた正しい使い方が期せずして復活した』というのは、珍しいのかもしれません。ま、そんなのはどうでもよくてですね。今日のアレは、そこじゃないんです」
比「どこなんスか。あと、日本語云々言っといて『アレ』とか言わないで欲しかったっスね」
P「ぐぬぬ。この流れで尊名を出さないといけないのは忸怩たる思いがあるのですが……わたくし、海音寺潮五郎先生が好きでですね。代表作は、『天と地と』とか」
楓「『天とチート』?」
P「……それ、タイトルに頂きます」
神「タイトルと冒頭ネタと本文、すべてバラバラとかもうむちゃくちゃだな」
P「あとは、『武将列伝』や『西郷隆盛』などの史伝ですね」
文「…消えかけていた史伝文学を復活させた方、ですね」
P「正しくね。海音寺先生は、話の面白さはもちろん、私が『文章が上手い。そしてカッコいい』と思う作家の筆頭です。そしてこの海音寺先生も、件の『全然+肯定』は使っておられるのですが……っと、このままだとひとつのセリフが長くなりすぎそうなのでここらでどなたか改行用に相槌 願います」

凛「そんなお願い初めて聞いた」
夏「願いなら短冊にでも書けよ」
前「七夕だけに、にゃ」

P「あ、三つもいらなかったんですけど」
夏「勝手なやつだな」

P「海音寺先生のある小説のある章がですね、書き出しの一行目に『全然+肯定』が使われていて、書き終わりの最後の行に『全然+否定』が使われているんですよ。これ、ちょっと面白くないですか」

橘「今日の記事はすぐ上↑の一文だけ読めば事足りますね」
文「…正しく、ですね」

凛「で」
P「はい」
凛「察しが悪い。蹴るよ。膝で」
P「怖いですね。……でもめげずに、『はい、なんですか?』」
凛「強くなったねプロデューサーも。……『で、その小説のタイトルは?』」
P「わかりません」
凛「……予想どおりだね」
神「即答だったのも含めてな」
楓「これは膝より足刀蹴りですね♪」
凛「出来るかな」
P「……ご期待に添えて何よりです。これは恐ろしい実話なんですが、その小説のタイトルは思い出せません。そして、何度も探してるんですが見つかりません」
凛「ありす、『未確認情報』タグ」
橘「もうすでに。早すぎましたか?」
凛「ううん、全然オッケー」

 

 

P「後記。私は『全然+肯定』は基本的に使いません」
神「へえ、なんでだ」
P「特に意味はないんですけどね。いわゆる“こだわり”なのかもです」
橘「『全然+肯定』問題が話題になる前からですか」
P「そうです。『全然+肯定』が間違っていないことはもちろん話題になる前から知ってましたけど、正直、私も違和感は感じていたのかもしれません。だからでしょうか、巷に定着してからも、私は使っていません。たぶん、一度も。もちろんこのブログでもね。一度も」
比「な~んか、じゃっかん自慢気に聞こえるのは気のせいっスか」
菜「マウントみを感じますね~」
文「…それは、正しい用法なのでしょうか」

夏「てかそれはつまり“流行りに乗りたくない”精神なんじゃないのか」
P「……それは、あるかもしれませんね」