家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

『レイアウト重視』の精神で

 

 

………………

文「…まずは、こちらをご覧ください↓」

 

P「レシートの上の1円玉が容易く風に舞い、存在の耐えられない軽さに涙する二宮飛鳥下さい」
飛「ボクは絶版さ。復刊は無いよ」
(ゲーム内投下日 18/2/3)

P「レシートの上の一円玉が容易く風に舞い、存在の耐えられない軽さに涙する二宮飛鳥下さい」
飛「ボクは絶版さ。復刊は無い」
(ゲーム内投下日 21/2/3)

 

橘「上が以前にやったネタ、下がその復刻版ですね。いえ、復刊と言いましょうか」
文「…はい。これを見ていただければ、私が言いたいことはお判りでしょう」
凛「下は一文字少ないね。飛鳥の最後の一文字」
文「…正しく、です。この一文字の違いは、一体…」

P「お答えしましょうか」

神「『お答えしましょう』じゃないのかよ」
前「安尾さんの定番のアレみたいにゃ」
楓「『お邪魔します か?』ですね♪あはははははは~」

P「まずはそこの歌姫を黙らせてもろて」

菜「は~い楓さんあばれないでくださ~い!どうどう」
比「単純なギャグの方が刺さるんスよね~この人」
凛「よし、OK。さるぐつわ噛ませたよ」

P「それは重畳。では、一文字違いの理由ですが……ズバリ、レイアウトです」

幸「レイアウト、ですか」
P「はい。実際の図を見せると早いんですが……上の方、つまり古いバージョンだと最後の『よ』だけ次の行にはみ出すんです。でも、この『よ』を消すと、きれいに行が収まるんです」
橘「なるほど、見た目を重視したわけですね」
P「正しくね。これは今年の大きな方針のひとつでもあります、『レイアウト重視』がね」

文「…プロデューサーさんは去年、こう言っておられますね↓」

 

『挨拶回りをスクショで残すようになってから、文章のレイアウトにも気を遣うようになりました。気を使いすぎるとネタの印象が変わってしまうので、バランスが難しいところですが』

 

P「言いましたね。いま思い出しました」
神「忘れてたのかよ」
P「当然ね。このとおり、去年一昨年はレイアウトに『気を遣う』程度でした」
菜「『使いすぎるとネタの印象が変わってしまう』から」
P「はい。言い回しや語順の入れ替え、漢字の使用の有無、等々で雰囲気がかなり変わりますからね。しかし、今年は違います。多少ネタの印象や雰囲気が変わろうと、『レイアウト重視』。むしろレイアウトにはこだわってます。具体的に言うと、いちばんはやっぱり“不自然な改行”の撲滅ですね」
夏「撲滅ときたか」
P「それぐらいの意志を持たないとね。とにかく、『不自然な改行は悪』。これが『レイアウト重視』の基本です。そのためには言い回しを変えたり、語順を入れ替えたり、漢字を使ったり使わなかったり、数字を全角にしたり半角にしたり、あらゆる手を使います。それでもどうしても上手くいかないときはありますし、ネタによっては不自然な方がそれっぽい場合もあるのですが、基本は『不自然な改行は悪』の精神です」
杏「こだわってんねー」

P「はい、こだわってます。……いや、逆かもしれませんね」

神「出たな逆説。みんな気をつけろ」
P「レイアウトにこだわっているのではなく、さりとて文章の印象や雰囲気にこだわっているのでもなく……そう、そのネタの『自然な形』を見定めようとしている、とでも言いましょうか。レイアウトと印象・雰囲気のせめぎ合いは、まさに『自然の作用』だととらえることにしたのです。これですね」
杏「なるほどわからん

P「願わくば、我がネタの風化に耐えんことを。ま、これもすべて『胡散臭さ』の演出の一環ということで」

神「便利な言葉だな~胡散臭さ」
P「ただ、話に筋は通したいと思っていますけどね。無茶苦茶言えばそれが胡散臭さかといえば、そうじゃないでしょう」
比「まぁそうっスね」
P「無茶苦茶加減では勝てない相手が、うちの事務所だけでもけっこういますしねー」
菜「おもちゃ箱をひっくり返したような事務所ですからねー」
夏「おもちゃ箱の中はびっくり箱だらけだったって感じだけどな」