家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

『プロデューサー(筆者)には聞かせられない』(当記事の真理)

『嫁イベは 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし』
(ゲーム内投下日 15/12/28)

 

………………

P「昔のネタを見返すと、つまらんなあって」

凛「昔の方が面白かったら、それは成長してないってことじゃない?」
P「正しくね。なかには面白いものもあるし、つまらなくとも目の付け所は間違ってないものも多々あるんですけどね」

比「ちなみに今日の冒頭のヤツは?いま見て面白いんスか」
P「名言パロディなんで、面白いも面白くないもないです」
比「そんなもんスか」

P「なんにせよ、昔の私は『全てを見透かす目を以って真理を探究する』という気概を持ち合わせてなかったんです」
橘「いまはそれを持ってるんですか?」
P「はい」
杏「いつからそんな胡散臭いPになったの」

P「でも、あのころがあって今があるのも事実ですから。あのころのネタに『真理を求める気概』はなくとも、その内に『真理へ繋がる何某か』を秘めていないとも言い切れません。それを探り出すための『ネタの復刻・再利用』だったりもするわけです」
比「そこにつながるんスか。というか、そこにつなげるんスか」
前「後付け臭くてたまらんにゃ」

P「私が思うに、『真理』というのは、ひとつじゃないんです」

神「いやいや、真理はひとつだろ」
P「うーんと……そうですね、花に例えましょう」
凛「よりによって、ね」
P「睨まないで花屋の娘さん。もし真理が花だとしたら、『この世のどこかに唯一絶対の“花”が一輪、咲いている』のではなく、『この世のどこかに唯一絶対の“薔薇”が一輪、咲いている』、そして別の場所に『唯一絶対の“百合”が一輪、咲いている』、また別の場所には『唯一絶対の“菫”が一輪、咲いている』、同じく『“チューリップ”が一輪、』『“蘭”が一輪』……と、それぞれの花にそれぞれの真理がある、そんな風だと思うんです」
文「…言うならば、『個々の真理』だけが存在し、『万物に共通する窮極の真理』や『万物に繋がる根源の真理』のようなものは存在しない、と」
P「正しくね。なんて簡潔、さすがふみふみふみふみ」
橘「踏みすぎです。オオバコでも枯れてしまいます」

P「そして、例えば真理の“薔薇”が赤色なら、それはいつ誰がどこからどう見ても赤色だと思うんです。花は無数にあれど、同じ“薔薇”を見たものは、同じ色の“薔薇”を見るはず。捉え方によって違って見える、などということは真理にはありえない、と」
文「…そういう意味では、『真理は窮極のもの』である、とも言えるわけですね」

P「どうせこんなことはどこかの誰かがすでに考えたことだと思うのですが、でもこれはいちおう自力でたどり着いた考えなので、敢えて書いてみました。ああ恥ずかしい」
夏「はは、真理の探究には羞恥の克服が必須だな」
P「現実的な話をすれば、まずそれかもしれません。ほんとに」

 

 

 

 

 

 

 

神「……なあ」
幸「どうしたんですか。そんなに改行はさんで」
神「真理の真理はどうなるんだろうな」
凛「どういうこと?」
神「プロデューサーさんの考えでは、この世のあらゆるモノにそれぞれの真理があるんだろ?」
前「そういう話だにゃ。たぶん」
神「だったら、真理というモノにも真理があるはずだよな。アイドルの真理とか、ガチャの真理みたいに、“真理の真理”が」
文「…そう、ですね」
神「だとしたらさ、その“真理の真理”はほかのすべてモノの真理の大元というか元締めというか、すべての真理を定義する真理……とでも言えばいいのか?わかるだろ?『この世のあらゆる真理はつまりこういうモノだ。こういうルールにのっとって存在している』みたいな感じに説明するもの……なわけでさ、それはつまり『窮極の真理』『根源の真理』が存在するってことになるんじゃないのか?って思ってさ」
菜「……な、なるほど、確か、に?」
比「言われてみれば、明らかな矛盾点……かもしれないっスかね」

橘「……確実に言えることがあります」

神「なんだ?」
橘「今の会話は プ ロ デ ュ ー サ ー さ ん に は 聞 か せ ら れ ま せ ん」
夏「だな。それが“今日の記事の真理”だ」
幸「それもそれでものすごい矛盾ですけど、考え出すとキリがないですねぇ……」