………………
Ｐ「『雲の上に“理想の世界”はない』」
夏「また これ を言わないといけねーのかと嘆きつつ言うんだが、『どうしたいきなり』」
Ｐ「ちょっとポエってみました」
橘「ポエれてませんから」
Ｐ「『“理想の世界”は雲の上にはない』の方が良かったでしょうか」
幸「言い回しの問題じゃないと思いますよ」
神「じゃあ“理想の世界”はどこにあるんだ？」
Ｐ「この道の先、つまりいま我々が立っているこの世界と地続きの場所に、です。“理想の世界”とは、ある日とつぜん羽が生えて飛んで行けるような場所じゃないんです。その辺を勘違いして毎日 空ばかり見ながら歩いていたら、道を踏み外してしまいますよ、と」
凛「『理想は現実の先にある』というのは、そのとおりだと思うよ。近道はないけど、必ず自分の足でたどり着ける、ってことだよね」
Ｐ「ご理解いただけたようで。付け加えるなら、現実を見ずに理想ばかり追いかける輩には決してたどり着けない場所でしょうね」
夏「誰に言ってんだ？って話だけどな」
神「そうそう、なんか特定の相手に向けてのメッセージなのか？」
Ｐ「いやいや、そういうわけではありません。……だって、そもそも、指に任せてテキトーに書いてみただけですから」
凛「え。あのさぁ」
文「…適当に言った言葉が、すべて間違いとは限りませんから」
比「アタシも名言、いいっスか」
神「あ、先生。コミケ中止って聞いて石像みたいになってたけど、復活した？」
比「ひとまずは」
神「よかったよ。で、名言ってのは」
比「『創作者に理想主義者はいない』」
Ｐ「名言いただきました。ありがとうございます」
比「ども。じゃあ、石像に戻るっス」
神「戻るのかよ！」
