家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

“サイクリング・モンスター”マチュー・ファンデルポール

 

 

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P「昨夜のアムステルゴールドレースはとんでもなかったです」
洋「ですねー!やっぱりマチューさんは化け物!サイクリング・モンスター!」
保「これまで見た中で間違いなく3本の指に入る衝撃のレースだったし、間違いなく歴史に残るレースだったわね」

P「最終局面だけ説明しますと、アラフィリップとフグルサングが逃げていて、クヴィアトコウスキーとトレンティンが追走してて、その後ろの集団をマチューが引いてたんですね」
保「逃げの二人が超強力だし、追走の二人も超強力だから追い付くかもしれないけど、ともかく前で決まったと思ったけど、最後の最後で前の二人の間で大牽制が発生したわ」
洋「そこにカワサキさんがひとりで追いついたけど、脚使ってるし、これははいはいアラフィリップさんの流れだよねー、と思ってたら!なんとすぐ後ろに集団が!!もうびっくり!」
P「ほんと、びっくりでした。クヴィアトが追い付いたのもわりと驚きだったのに、集団も来てるやん!って。マチューお前どんなペースで引いてきたんや!って。しかし、真のびっくりはそのあとでした」
保「事実だけを述べるわよ?マチューが前との距離を確認、振り返って集団の様子を確認。そしてスプリント開始。そのままアラフィリップたちを交わし、ゴール。……以上よ」
洋「いやいやいや保奈美ちゃん!マチューさん今まで集団を全力で引いてたんだよね?鬼引きしてたんだよね?!やっと逃げをとらえたと思ったらそこからそのままスプリント?!?!牽制して脚溜めてたはずの絶好調アラフィリップさんが追い付けない?!?!?!いやいやいやいや!!」
保「しかも、マチューは残り45キロ地点で恒例の“残り1時間アタック”を決めて、しばらく逃げてたのよね」
洋「ゴルカさんぶら下げてね!」
保「ええ。つまり、例によって自分で動いて脚を使ってたはずなの。それなのに、それなのに、あんな……言葉がないわ」

P「とにかく、『意味が分からない』としか言いようがないレースでした」

洋「ふう。ちなみに、このレースは父アドリさんも勝ってるから、親子制覇です」
P「マチューのいるコレンドン・サーカスはフレッシュワロンヌとリエージュには招待されてません。マチューのロードレース参戦は一区切り」
洋「勝ち逃げわ~い!」
保「聞くところによると、次はMTBに乗り込んで絶対王者ニノ・シューターを倒すつもりらしいわよ」
洋「東京オリンピックにもMTBで参加するつもりらしいです!見た~い!」
P「こうなったらもう、とことんやってもらいましょう」