家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(ツイッター→ @yenichieri)

泥にまつわるエトセトラ

P「シクロクロス世界選手権男子エリート、ファンアールト劇的三連覇!」
楓「マッドなマッドでした♪」
P「ベタですね泥だけに」
(ゲーム内投下日 18/2/5)

 

P「シクロのシーズン開幕!うちの運動系連中にもやらせたい」
岡「泥まみれの女子に興奮する特殊性癖」
P「そういうわけでは…」
(ゲーム内投下日 17/9/13)

 

………………

P「『アイドルマスター シャイニーカラーズ』。……どうしましょう」

杏「アイマス完全新作だからね。とりあえず事前登録。話はそれからだ」
神「おう、ネタにするのもそれからだ」

P「現在のシクロクロス界は、完全なる二強体制です」
保「現世界王者にして世界選二連覇中のワウト・ファンアールトと、その最大のライバル マテュー・ファンデルポールね」
洋「今シーズンはマテューさんが絶好調!26勝でしたっけ」
保「いわゆる“無双”というやつね」
P「一方のワウトは、怪我もあって出遅れ、徐々に復調してきたものの4勝止まり。そんな状況で迎えた世界選手権」

保「下馬評は大方がマテューのタイトル奪還。勢いもあるし、コースも向いてるし、当然の予想と言えたんじゃないかしら」
P「今回のコースを設定したのが、マテューのお父さんのアドリ氏というのがまた、ね」
洋「息子が勝てるコースを作ったんじゃないの~?って、ね」

保「アドリさんはシクロとロード兼用の名選手ね」
P「シクロクロスの世界選手権で優勝。ロードレースの世界選手権では準優勝。すごい」
洋「ロンドとリエージュのモニュメント2勝!すごい!」
P「他にも、アムステルはじめ数々のレースを制しています」
保「ツールでもステージ2勝。おまけにマイヨジョーヌも1日だけだけど着てるわ。すごいわね」

P「ヨーロッパでは『マイヨジョーヌに一度でも袖を通したら一生 就職に困らない』と言うとか」
保「ツールでの活躍はそれだけ箔が付くというか、潰しが利くということね」
洋「ロードレース人気の高さがうかがえます!」

P「アドリさんの義理の父、つまりマテューのお祖父さんもかつての名選手です」
洋「“ププ”ことレイモン・プリドールさん!」
P「この人のツールの戦績がまたすごい。別の意味で」
洋「ツール出走14回。完走12回。そのうち、総合2位3回、総合3位5回!この圧倒的な勝ち切れなさを見よ~!」
保「しかも、マイヨジョーヌに一度も袖を通すことがなかったという徹底ぶり」
P「人呼んで“エターナル・セカンド(永遠の二番手)”とは彼のこと」
保「そこまでになると、さすがに一生 食いっぱぐれはないでしょうけど」
洋「ブエルタ勝ってるし。ツールだけがレースじゃないよね」

P「話を戻します。シーズン通して絶好調のマテュー、ここに狙いを定めて復調してきたワウト。そんな状況で迎えた世界選。雨と寒気のせいでコンディションは泥。纏わりつくような泥泥泥」
楓「まさにマッドでヘヴィなマッドですね♪」
P「押忍。それでもやっぱり勢いをかってマテューなのかな、と思って蓋を開けてみたら……」
保「ワウトだったわね」
洋「ワウトさんでしたね!先頭でマテューさんとのバトルが始まったと思ったら、2週目で早々と独走開始!」
P「マテューは付かず離れずついていく作戦かと思いきや、なんか普通に付いていけず。しかも、後ろから来たワウトのチームメイト ミカエル・ファントーレンハウトに徹底マークされ、自分の走りをさせてもらえず、差は開くばかり」
保「終わってみれば、マテューに2分半の差を付ける圧巻の独走劇で、ワウト・ファンアールトが世界選手権三連覇達成」
P「このレースだけ見ると盤石の圧勝だけど、シーズンを通して見ると劇的大逆転……というのも面白いです」

洋「マテューさんはけっきょくミカエルさんに交わされて3位」
保「最後は茫然自失といった面持ちだったわね」

P「対照的だったのが2位に入ったミカエル。優勝したワウト以上の派手なガッツポーズを決め、ゴール直後に号泣」
保「世界選の檜舞台で別格すぎる二強の間に割って入ることが出来たんだから、殊勲の2位よ」

洋「ワウトさんは、今後はロードレースに専念するみたいですね」
P「ロードでもすでにいくつか勝ってますし、年もまだまだ23歳」
洋「よく考えたら、ホントならまだU23で走ってるはずなんですよね~」
保「今後が楽しみというより、むしろ末恐ろしいわ」