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家に智絵里軍団

シンデレラガールズと雑談のパッチワーク(主にプロレス・自転車談義)

読書の素養(注・結論にも偽りあり)

輝(ン?机の下に本と…メ、メモが)
『キノコの惑星スカー』『おめでとう 鷺沢』
(ゲーム内投下日 15/6/7)

 

………………

P「読者に“素養”を要求する小説ってどう思います?」
橘「読者に素養があれば問題ありません。そもそも読書そのものが、我々 読書人が考えるより敷居の高い行為なんです。本を読もうとした時点で、ある程度の“素養”が要求されるんです。つまり、ようは程度の問題です」
P「身も蓋もない橘さんですね」

文「…なにかありましたか?」
P「『それなりかな…』って思いながら読み終わった本の解説がえらく絶賛調で、どうやら巷でも絶賛の嵐だったらしいと知った瞬間の無力感と虚脱感についての話ですよ」
文「…解説は、絶賛するのがお仕事ですから、置いておきます。問題は読者の反応ですね。多くの読者が絶賛した本を自分があまり楽しめなかった場合は、ダメージありますね。確かに」
P「ですよね。さすが文香さん」
文「…だから、オビやポップであまり煽らないで欲しいです。その話にノりきれなかったときのダメージが大きいので」
橘「出版社が煽るのは宣伝だから仕方ないとして、書店側もオリジナルのオビやポップまで用意して煽ってきますから」
P「手書きポップで洒落た紹介文でも書かれた日には、いかにも“練達の読み手”様って感じがして『感想文力・E(超ニガテ)』の私はジェラシーボンバーで意地でも買いたくなくなりますね」
橘「それは、単なる僻み、天邪鬼なだけでは?」

神「輝子に『キノコの惑星』か。あ、誕生日プレゼントか」
菜「その人に関連のある本をプレゼントなんて、文香ちゃんも洒落てますねー」
P「どうやら忘れておられる模様ですが、『オススメ本』シリーズのひとつです」
杏「ああ、智絵里ちゃんに『天使墜落』あげてたあれか」
P「4回ぐらいで挫折したあれです」

文「…『天使墜落』は、素養を要求される小説の最たる例のようなものですね」
P「『SFファンのSFファンによるSFファンのためのSF』。『分かる人にはわかる』を詰め込んだマニア向け作品ですからね。私がそれを読んだのは10代のころ、駆け出しSF読者のころで、とうぜんネタなんてほとんどわかりませんでした。でも、あのころはただ『SF読んでる!』というだけで楽しかったんです……本日の結論。『デュマレスト・サーガ』の復刊はよ」
文「…え?」
P「正確には『スカー』以降の復刊はよ」

橘「本日の結論。プロデューサーは“素養”を云々して良いタイプの人ではないです」